2017年12月26日火曜日

浜松市楽器博物館 No.24 ヨーロッパの楽器 リュート キタローネ チター バラライカ

こんにちは。ひとみ音楽教室の村瀬ひとみです。お越しいただきありがとうございます。

「ヨーロッパのエリア」

一番左 リュート 隣 リラ・マンドリン 上の絵「リュートを弾く天使」絵の隣 マンドリン
中央長い楽器 キタローネ その上小さいの バンドゥリーナ その右 ナポリタン・マンドリン 
右下 バラライカ
リュートは撥弦楽器です。主にバロック期にかけてヨーロッパで用いられた古楽器群の総称です。ひとまとめにしてリュート属と呼ばれるこれらの楽器群には時代や目的によってさまざまな形態のものがあります。
マンドリンは撥弦楽器です。持続音が出せないので持続音を模したトレモロ奏法が使われます。


キタローネ
キタローネは、ヨーロッパ、バロック時代のイタリアを中心に活躍した古楽器です。
リュートから派生した楽器で、テオルボというのがありますが、それは、リュートより大きく長いネックです。そして、もっと長いネックを持つものを、キタローネと呼ぶようです。


チター

チター
ヨーロッパのアルプス山脈を頂く国々、ドイツ、スイス、オーストリア、そして北イタリアのチロル地方で150年以上前から弾かれてきた民族楽器です。
木製の共鳴する箱の上に弦を張って、指ではじいて弾きます。
世界中のこのような楽器を「チター属」といい、日本の「お琴」も「チター属」になります。ピアノとほぼ同じ音域を持ち、楽譜もピアノと同じくメロディと伴奏を2段に書きます。音階はクロマチック(半音階)で演奏できるのであらゆる「調」の演奏に対応できます。5本のメロディー弦と30本以上の伴奏弦から成り、メロディー弦は指盤を左手の指でおさえ、右手の指にはめた金属の爪(リング)ではじいて弾きます。
伴奏は右手の残った指で弾きます。
1950年頃イギリスの映画「第3の男」の全編で流れる音楽がチターで演奏されて、この楽器が世界中に有名になりました。

→チター演奏


バラライカ
バラライカは、ロシア、ウクライナ、ベロルシアの代表的弦楽器です。
三角形の胴が特徴で、こんにちでは、3弦が標準です。
独奏、合奏、歌の伴奏に使用します。胴が三角形なのは、作りやすいからだそうです。






最後までお読みいただき有難うございました。
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