どうしてト音記号っていうの?またどこが「ド」ってわかるの?
まず楽譜は、線が5本あるので、5線といいます。下から第1線、第2線…第5線といいます。
線と線の間は間(かん)といいます。下から第1間、第2間…第4間です。
ト音記号
記号の渦巻きの中心がト音を表しているので、この記号をト音記号といいます。
そしてこの「ト音」の位置が「ソ」になります。
この「ト音」を中心にぐるっと右回りに書き始め第3線につくようにし、そして第1線についたら上まで突き抜けます。クルット反転して第4線で交差するように下まで降りてきて最後クルクルと収めて出来上がり!
へ音記号
第4線の位置がヘ音を表しているので、
この記号をへ音記号といいます。
そしてこの「ヘ音」の位置が「ファ」になります。
この「へ音」から書き始め第5線についたら下斜め左方向に降りてきます。第2線あたりで自然に払います。そして「へ音」を挟むように第4間と第3間に点を書きます。
この記号はハ音記号です。
ピアノやエレクトーンをやっている人はお目にかかったことがないと思いますが、オーケストラやブラスバンドをやっている人は見たことがありますね。
真ん中の尖ったところが「ハ音」を表しています。
手書きだとこんなふうに略して書いたりもします。
ハ音記号は中音域を示すのに便利なので、中音域を担当する楽器によく使われます。
どうして便利なのか?
ト音記号で書いても、へ音記号で書いても加線が多くなってしまい見にくいのが、ハ音記号だとスッキリするからです。
ハ音記号は「ハ音」の位置が第3線だけでなく、中央でも低めの音が多い楽器は第4線の位置に来たり、また高めの音が多い時は第2線に来たりします。
ちなみに、へ音記号も第3線から書き始め第3線の位置がファになる時もあります。
でも、鍵盤楽器では、音域が広いので、上の二つのト音記号とヘ音記号で表す、大譜表で書かれます。
「ド」の位置が共通なのですネ。
最後までお読みいただき有難うございました。
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