バロック音楽はヨーローパにおいて17世紀~18世紀半ばの音楽で、ルネサンス音楽と古典派音楽の間の音楽です。
協奏曲やシンフォニアなど数多くの音楽形式がこの時代にうまれました。ソナタ、カンタータ、オラトリオのような形式が栄えました。オペラが生まれ、通奏低音が使用されるようになりました。
バロック初期
オーケストラ的な色彩がより強く表れるようになりました。
調和・均整を目指すルネサンス様式に対し、バロック様式は劇的、装飾性を特色としています。
感情と結びついた音楽表現を探求し。ルネサンス期の作曲法の枠を打ち破ろうとしました。
半音階の使用や比較的自由な不協和音の使用が一般的になり、オペラの発生と通奏低音が使用されるようになりました。オペラ・オラトリオの誕生。
バロック中期
中期バロック時代には初期バロックじみられた極端なものや奇異なるものからより緻密に作られた均整のとれたものへと変化していきました。
楽器に関しては弦楽器ではヴァイオリン族、管楽器ではフルート、オーボエといった現代のオーケストラで用いられる楽器の直接の祖先が定着し始めていました。
バロック後期
イタリア後期バロックにおいて有名なアントニオ・ヴィヴァルディの作曲活動はオペラやオラトリオを含む多くのジャンルにわったっていました。特に協奏曲に独自性が現れています。
トゥッティ(全奏)部分とソロ部分の対比が明確になり、急―緩―急の3楽章形式の協奏曲形式が確立され、以降古典派。ロマン派にまで受け継がれていきました。
ヨハン・セバスティアン・バッハは多数の教会カンタータ、鍵盤音楽、室内楽を残しました。
協奏曲や室内楽などでは当時のヨーロッパで流行していた様式にのっとった音楽を作った一方、フーガにみられる対位法への傾倒は同時代の人たちからは反時代的とみられていました。
また、バッハはオペラを全く作曲しませんでした。
ヴィヴァルディ |
中期 ジャン=バティスト・リュリ
ヨハン・パッヘルベル
アルカンジェロ・コレッリ
フランソワ・クープラン
アレッサンドロ・スカルラッティ
ヘンリー・パーセル
後期 アントニオ・ヴィヴァルディ
ジャン=フィリップ・ラモー
ゲオルク・フィリップ・テレマン
ヨハン・セバスティアン・バッハ
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
真珠の耳飾りの少女 |
☆バロック期に活躍した人々☆
絵画
ピーテル・パウル・ルーベンス 「ヴァリチェッラの聖母」
ヨハネス・フェルメール 「真珠の耳飾りの少女」
イアサンド・リゴー 「ルイ14世の肖像」
サン・ピエトロ大聖堂 |
建築
サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)
セント・ポール大聖堂(ロンドン)
→ヴィヴァルディ「四季」←(ソリスト自由すぎる(^^;)古楽器が使われています)
最後までお読みいただき有難うございました。
教室ホームページ 生徒さんの声
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