現在ピアノの鍵盤数は88鍵です。
初期の頃は、もう少し少なかったようです。
クリストフォリのピアノ |
ピアノの原型を作ったのは、イタリアの「クリストフォリ」という人です。
チェンバロの音が強弱の変化に乏しいので弦を弾いて鳴らす代わりにハンマー仕掛けで弦を打って音を鳴らす現在のピアノのメカニズムを発明しました。(1709年)
その後、いろいろな人の改良を経て、今のピアノが完成されました。
始め54鍵しかなかったピアノは、ピアノ音楽の発展するにつれて、より幅広い表現力を求める作曲家の求めで、次第に音域を拡大しました。1890年代には現在の88鍵、に至りました。
人間の耳は約20ヘルツから20,000ヘルツまでの範囲の音を聞きとれることができますが、音程として聞き分ける事ができる上限は4000ヘルツぐらいまで。というわけで、これ以上鍵盤数を増やしても、低音ではゴロゴロという唸りに、高温は耳障りなノイズとしか聞こえなくなってしまうので、音楽的には意味をなさなくなり、88鍵に落ち着きました。
でも
「ベーゼンドルファー」の「インペリアル」というモデルが、低音部に9鍵拡張した97鍵のピアノがあります。、
このピアノの低音部の弦は、ほかの弦を弾いた時にその弦と共鳴して豊かな響きを与えるためのものとされています。
その拡張した鍵盤は黒くなっています。
(間違わないようにかな?)
(逆ではないのももちろんあります)
なんか変な感じ。
最後までお読みいただき有難うございました。
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